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インフルエンザについて


冬になると必ず流行するものにインフルエンザがあります。 この病気はインフルエンザウイルスによっておこる急性感染症です。インフルエンザウイルスにはA、B及びCの3つの型がありますが、インフルエンザといえば、通常A型とB型のことです。流行をおこすA型ウイルスにはA(H1N1) とA(H3N2)の2つのタイプがあります。インフルエンザにかかるのは、かかっている人のくしゃみやせきで、のどからウイルスが外へ飛び散り、それを吸い込むからです。シーズンになると、人ごみではインフルエンザウイルスが空中にただよっています。



インフルエンザウイルスは、毎年少しずつ性質を変えているため、世界中の専門家は情報を交換しながら次のシーズンに流行するタイプを予測します。その結果をふまえ、ウイルスの種類とその組み合わせを毎年考えてインフルエンザワクチンが作られます。したがってインフルエンザワクチンは毎年受ける必要があります。
ワクチンを受けていても、インフルエンザにかかってしまうことがありますが、受けなかった場合に比べて症状が軽くすむことが多いと言われています。
お年寄りをはじめ特に重症になりやすい基礎疾患を持つ成人や小児、また妊婦の方にはできるだけインフルエンザワクチンの予防接種をおすすめします。また、お年寄りや小児、妊婦の方を守るためまわりのご家族皆で予防接種を行うことも重要です。




インフルエンザウイルスに感染すると1〜3日ぐらいでのどの痛み、鼻水、から咳、頭痛、倦怠感、ゾクゾクする寒気などの全身症状を伴って、急に高熱(38〜39℃以上)を発します。

関節痛や筋肉痛も伴い、無気力になります。ときに下痢もします。高熱は2〜5日続きます。熱が下がっても、体力・気力が回復するのにはさらに1週間ほどかかることが多いです。

お年寄りや、体の弱っている人、慢性の病気を持っている人などでは、症状が重くなり、肺炎を併発したり、こどもではけいれんや中耳炎などの合併症を起こします。さらに脳炎や脳症といった重い病気に発展することもあります。

インフルエンザは人から人に感染する力が強く、毎年国民の5〜15%の人々がかかり、亡くなられる方もおられます。


新たに人から人に感染する能力を持ったこれまでとは違ったインフルエンザウイルスによる感染症で、世界的な流行をおこした時にパンデミックインフルエンザと呼ばれます。近年では2009年に起こったパンデミックインフルエンザA(H1N1) pdm09ウイルスによるパンデミックがあります。
世界的流行はおさまりましたので、わが国においても2011年4月から通常の季節性インフルエンザウイルス感染症として扱うことになりました。
今後も世界的に新たな流行をおこすインフルエンザウイルスの出現には注意が必要と言われています。


予防接種を受けた後30分間は、接種医療機関(施設) でおまちいただくか、医師とすぐに連絡をとれるよう にしておきましょう。

2週間以内に発熱、頭痛、けいれんなどを認めたとき には、すぐに医師に相談しましょう。


接種した後、注射部位が赤く腫れたり、硬くなることがあります。時に発熱や頭痛なども見られることがあります。まれにショック、アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮膿等)急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(※1)、脳炎・脳症、脊髄炎、視神経炎、ギラン・バレー症候群(※2)、けいれん、肝機能障害、黄疸、ぜんそく発作、血小板減少性紫斑病、血小板減少、血管炎(アレルギー性紫斑病、アレルギー性肉芽腫性血管炎、白血球破砕性血管炎等)、間質性肺炎、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、ネフローゼ症候群などが現れることがあります。異常な反応が生じた場合は、速やかに医師の診察を受けてください。

(※1)急性散在性脳脊髄炎
一般にウイルス感染後、あるいはワクチン接種後に、まれに発生する脳神経の病気です。発熱、頭痛、けいれん、運動障害などの症状がでます。

(※2)ギラン・バレー症候群
両足の筋力低下や異常感覚で発症し、筋力の低下が足全体や腕にもおよび、運動まひに至ることもあります。顔の筋肉がまひする、食べ物が飲みこみにくい、声が出しにくいなどの症状が出ることもあります。