表皮母斑とは

表皮母斑とは、皮膚に生じる褐色調の色調を示す母斑のことを指します。生まれつきみられることもあれば、幼少期の早い段階で出現することもあります。
表皮母斑は自然に消退することはありませんが、悪性化をすることも基本的にはありません。
部位によっては美容的な問題を生じることがあるため、治療は必要に応じて適宜検討されます。
脂腺母斑とは
生まれつき頭部や顔面にできるアザで、顔面や頭部に生ずることが多く、表面がザラザラとして、少し黄色い場合もあります。頭部に生ずると、円形脱毛症様の脱毛斑となります。
思春期以降になるとアザがイボ状になり、成人(30歳)以降になると基底細胞癌などの皮膚がんになることがあります。思春期前には、切除手術を受けた方がよいと思われます。
治療の方法
切除手術(保険適応)
治療の流れ
1.局所麻酔注射
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2.切除
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3.止血
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4.内腔を閉鎖縫合(血がたまらないように)
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5.表面を縫合します➝抜糸必要➝7~14日
治療後
術後出血は1~4日程度です。
血が出なくなったらガーゼ等で被う必要はありません。
薬を入浴後等につけてください。
キズははじめ赤いですが徐々に白くなっていきます。
キズが目立たなくなるのに6ヶ月~1年以上かかることもあります。