PRP(自己血小板)療法
Plate Rich Plasma(L-Cepfer エルセファー)
一般的にPRPとは血液を遠心分離した濃縮血漿中の血小板を利用した治療を意味しています。
この濃縮血小板には、成長因子などの成分が多く含まれており、コラーゲン生成・創傷治癒促進・血管新生・細胞の修復効果があり、美容分野以外でも利用されています。
当院で行っているPRPは患者様の採血した血液を専門機関に送り、濃縮血小板のみを抽出しフリーズドライ(凍結乾燥)したものを溶解し、患者様御自身の治療部位に直接注入する方法を行っています。
PRP療法料金表(肌のPRP)
1セット6本・1年間保管で期間中本数分治療可能
治療方法
医師の手打ち局注・ダーマペン(ヴァンパイアフェイシャル)・水光注射
※肌のPRPは3つの治療方法すべて同一の6本セット料金で治療できます。
PRP療法料金1セット | 6本分(1cc)計6cc |
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採血・加工・治療すべて込み (麻酔外用別途) |
6cc 220,000円(税別) |
- 外用麻酔 2,000円(税別)
- 治療範囲の目安 10×10cm 約2cc(2本)
※肌のPRPは治療方法の組み合わせも可能です
組み合わせ自由 例 | |||
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鼻の毛穴または頬クレーター | ダーマペン(ヴァンパイアフェイシャル) | 1回1cc(1本) | 計3本 |
目の下のくぼみまたは額や首 | 医師の手打ち(局注)や水光注射 | 1回2cc(2本) |
その他薄毛にも1本使いたいなど、治療方法や組み合わせはご相談下さい。
肌のPRP治療回数・期間
ダーマペン(ヴァンパイアフェイシャル) 水光注射 |
医師による手打ち局注 | |
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期間 | 4週間に1回 | 4~8週間に1回 |
施術回数 | 6回 | 3回以上 |
施術時間 | 90分(外用麻酔15分含む) | 60分(外用麻酔30分含む) |
使用量 | 2cc(2本)~ (10×10cm)~全顔 |
1cc(1本)~ 希望部位に応じ数本 |
※注射希望部位が広範囲の場合、推奨されている薬剤量10×10cm 2cc(2本)目安が多く必要となり、それに伴い治療回数と期間は変わります。
PRPがおすすめの方
- 薄毛AGA(男女)
- 顔のくぼみ・しぼみ(目の下、その他ヒアルロン酸注入の適応部位)
- フィラーなどの異物を注入することに抵抗感のある方・アレルギー体質の方
- 自己の細胞を利用し、自然な効果を出したい方
- 首のしわ・手のしわ
- クレーター・ニキビ別にダーマペンと併用
- 細かいしわ・ちりめんじわに水光注射と併用
PRP治療後の反応について
施術後、多少赤みが残りますが、通常2~3日で落ち着きます。
注入直後に凹凸が生じる場合がありますが、時間とともに吸収され目立たなくなります。
まれに腫れが強く出たり、圧痛や内出血を起こしたりすることがありますが、痛みは約1週間、内出血の消失までは約2週間かかります。
ご自身の血液から抽出した血小板のみを注入するため、アレルギー反応等は心配ありません。
肌のPR治療後の注意点
- 顔面の治療の場合、施術当日の洗顔は石鹸を使わず、ぬるま湯でやさしいスキンケアを行って下さい。お化粧は翌日から可能です。
- 当日の飲酒、サウナ等は避けてください。
- 強く圧迫を加えるようなことは避けてください。
肌のPRPの適応のない方
- 妊娠・授乳中の方
- 血液の病気を治療中の方
- 全身状態が不良な方(発熱など)
- 悪性腫瘍の診断のある方
- 抗擬固薬を服用中の方
- 未成年の方(保護者の同意があれば可能な事もあります)
PRP(Plate Rich Plasma 多血小板血漿)
自己血小板療法の作用
- 細胞の修復
- 創傷治癒を促進し、皮膚の再生を促す
- 様々な成長因子により、肌のヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチン線維芽細胞の生成を活発化、増加させる
- 肌のターンオーバーを促進し、正常なサイクルに戻す
約2週間後、細胞培養加工施設より6本分パッケージされクリニックに到着
肌のPRP治療の流れ
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1.カウンセリング/治療部位の確認
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2.PRP製剤作成用の採血
・約51cc採血を行います。採血された血液は無菌状態で専門機関に輸送されます。
・専門機関にて臨床培養士がPRPを抽出フリーズドライ加工します。
・作成完了まで約2週間になります。
採血から2週間後PRP治療開始
肌のPRP療法よくある質問
- Q アレルギーはありますか?
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A患者様ご自身の血液から抽出された成長因子のみを注入するため、アレルギー反応や肌に合わないといったことは通常起こりません。
- Q ダウンタイムはありますか?
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A数日、軽い赤み、腫張、凹凸を感じる方がいらっしゃいます。
浅い層に注入している場合は数日で吸収されます。
内出血は2週間程でおさまります。 - Q 効果の発現hはどのくらいで出てきますか?
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A2週間後から1ヵ月ほどかけて、肌の状態が整ってきます。
当院のPRPは遠心法で失活されやすいサイトカインを採取されており、従来より早い効果が得られます。 - Q 添加物を加えることはありますか?
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AクリニックによってはFGF(線維芽細胞)を添加したPRPを利用している所もありますが、当院では安全性のため添加することはありません。
ただし、他の注入薬に併用に用いることは可能です。