酒さ(酒皶)

酒さ(酒皶)

飲酒した時のように顔が赤くなり、湿疹やニキビのような丘疹が混じった状態を酒さといいます。
赤くなる部位や赤みに特徴があります。
中年以降の女性や男性に発症します。

原因

はっきりした要因はわかっていませんが皮脂腺と密接に関連しており、元々敏感肌のような本質的要因を増強させる要因が働き、血管拡張や炎症を惹起したり反応性の皮脂分泌亢進によって毛包虫(ニキビダニ)の関与も示唆されています。

酒さと抗菌剤

酒さの内服治療としてテトラサイクリン系の抗菌剤が効果があると言われています。酒さの病変部ではニキビ菌等の常在細菌類に対して敏感になっており、感染に対する免疫系の亢進による炎症反応が長期化した結果、新生血管の増生が起こり、その結果赤い血管拡張の特徴のある顔貌になっていると考えられています。
テトラサイクリン系の抗菌剤には酒さの免疫反応で起きている炎症を抑制する効果が認められています。
ただし、テトラサイクリン系の抗菌剤には(ミノマイシン、レダマイシン、ビブラマイシン、*アクロマイシンは最近使われていない)、各々副作用もありますので、全身状態にあった選択が必要です。

治療

イベルメクチン1,227円(税別) ミルゾバゲル5g 2,818円(税別)

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